不妊の原因その他

    その他の女性由来の不妊症の原因
            a;子宮因子
                粘膜下筋腫;月経量が多く、血液検査で貧血が指摘された方では子宮筋腫への注意が必要です。粘膜下筋腫では、受精卵の子宮内膜への着床を妨げます。
                また、 子宮筋腫は精子が卵子と出会うのを妨げて妊娠の可能性を下げてしまいます。
                子宮内ポリープやアッシャーマン症候群(子宮内腔に癒着を起こし、月経量が減少する状態)も着床の障害となります。
                子宮内の奇形は生まれつき子宮の形の変形がある状態ですが、こちらは反復する流産の原因といわれます。
            b;頸管因子
                排卵期に透明なおりものの増加が見られます。
                原因は子宮の奇形、子宮頸部の手術、子宮頸部の炎症などで、頸管粘液量が少なくなると精子がが子宮内部に到達し難くなり不妊症となります。
            c;免疫因子
                精子を障害したり、精子の運動を止めてしまう抗体を分泌する体質の方をさします。
                この場合、人工授精で精子を子宮腔の奥まで注入しても精子と卵子が結合するを妨害してしまう為、不妊症となります。
            d;原因不明因子
                様々な検査をしても、明らかな原因が見つからないケースはここに分類されますが、なんと不妊症でお悩みの方の1/3がここに該当するといわれます。
                原因のひとつとして、体内で精子と卵子が受精しない場合は人工授精や体外受精の適応となります。
                別の原因としては赤ちゃんを作る力が低下している状態です。晩婚化が進んだり、二人目はもう少し先に…などとお考えになる方がそろそろ二人目が欲しいと思った頃に授からない二人目不妊と呼ばれる状態など、年齢による要因が大きいともいわれます。「卵子も加齢する」と言われますので、尚更ふかふかベドを用意して、卵が安定出来る状態を用意してあげる準備が必要となります。

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